詰められる話
気づいたら6月になっていて、時間ってこうやってあっという間に過ぎてくんだなって思っている。
この日記のおかげで、見返す度に「今ここにいるんだな〜」って気持ちが出てくる。
から、書き続けてみるものだな、なんて感じていたり。
授業もだいぶ本格的なものになってきた。
自分のやらなきゃいけない事がふえたり、きちんと考えることが増えて、なかなかに楽しいのだ。
やっている時は怖くて仕方ないんだけどね、しょうがない。
いつも、「もっと気楽にやりゃ良かったなあ」「そんなに警戒することなかったなぁ」「そしたらもっと楽しくできたんだろなあ」って終わっちゃった後に後悔している。
世界は、思っていたよりも優しいのかもしれないけど、どうなんだろう。
きっと優しさなんて分からなくていいんだろうから、最大限の警戒をしておこうかな。
ところで先日、私は塾の人達とご飯を食べに行ったのだが、気まずさが半端ではなかった。
幸運にも、同級生(しかし、一浪で入学)と一緒だから勘づいてもらえて助かったけれど、現役時代に同級生で、今浪人している子、二浪中の人、という構図だった。
私以外の3人は塾での付き合いが長く、仲が良かったのだが、私は受験期しか塾にはいなかったので、なんで一緒に飯を食っているのか分からなかった。
正直断ればよかったけど肉は美味かったのでチャラだ。
当然、受験の話になった。
私を除いて3人は浪人を経験しているので、もちろん私の居場所はなかった。
評価とか、上手いとか下手とか、才能とか才能がないとか、そういうものが私には相当ストレスになっていて、正直そういうものは記憶から消してしまいたいほどなのだ。
だってそんな話をしていても不毛なだけで、気にはなるけど結論はいつまでもつかなくて、才能だとかセンスだとかそういう先天性の要素でまとめられるともう何も言えなくなるからだ。
権利を奪われたみたいに、周りで笑っているしかなくなってしまうんだよなあ。
努力ってなんだろうね。
自分も、そんなふうに努力してきたから…って言ってる限り、努力なんてしてないんだろうなあ、なんて思ったりして。
多分それは一生、死ぬまで続くんだろうなあ。
いつか、素直に凄い!きれい!おもしろい!って言えたらいいな。