ライさん節

来世は雲です!やったね!

過ごしやすい話

 

 

大学に入って2ヶ月?1ヶ月?経とうとしている。

 

何をしていたかというと、特に書くような事はしていない。

授業を受けて、ものを食って、まあそれなりに楽しくやってきた。

 

そんなもん?と思うけど、そんなもんなので、どうしようもない。

強いて言えば大学をぶらついて、自由にスケッチをしてくださいという課題が出た。

 

 

正直拍子抜けた。

他の大学に入った知り合いや先輩からは、入学早々締切に追われる悲鳴が聞こえていたからだ。

だからそれなりに、身構えていたのだ。

 

教授は、GWの続きと思って、楽に描いてくださいねって仰ってくれた。

だからその通りに描いてきた。

 

 

ずっと描いてみたかったものがあった。

雲だ。

 

ちょうどこの季節は、綿雲みたいな、私の好きな雲が出やすいので、挑戦してみることにした。

ほかの人は、人だとか、草だとか、猫だとか、色んなものを描いていた。

 

私も描いたが、やはり一番描いていて楽しかったのは雲だった。

 

あれは、実体が確定していないのに形があって、その上何とも美しいので不思議なのだ。

 

人間には作れまい。

 

誰かが空は唯一イデア界と同じものだ、と言う人がいたが、まさにその通りだと思う。

 

描いて泣きそうになった。

だってあんなに綺麗なんだ。

いつまでも眺めていたい。

 

前世は鳥だった、そんな気がする。

 

 

描いていて再確認したことがある。

やっぱり絵を描く事は素晴らしい事だ。

色が綺麗だ。

線がカッコイイ。

形は面白い。

 

美しいもの、自分の好きなものを描けるのは本当に嬉しい。

それはもう大声で泣いてしまうほどに。

 

 

早く入試の考え方から少し離れて、「私の好きなもの」を表現出来ればいいなあ。

 

 

雲?

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